皆さん、突然マンションの火災報知器が鳴ったらどう行動しますか?
先日、うちのマンションで突然火災報知器が突然鳴りました。
特に避難訓練の予告もなかったので、その時、本当に火事が発生したかと思いました。
実際には火事ではなく、ただの火災報知器の誤作動だったのですが、いきなりなるとかなりテンパります。私も妻も一瞬頭が真っ白になりました。
この時とった行動を、改めてふりかえると、反省すべきことが多々ありました。
今回は、その反省点をふりかえって、火災報知器がなったら、どのように行動すればいいか考えたいと思います。
とある日曜日、突然マンションの火災報知器が鳴り響く
とある日曜日、妻と娘と静かな午後を過ごしていました。
たまには優雅な午後を過ごそうと、おやつにハーゲンダッツを食べようとしたその時でした。
「う〜う〜(サイレン)、火事です。火事です…」
遠くからかすかに、火災報知器のサイレンが聞こえてきました。
妻に「あれ?今日避難訓練だっけ?」と聞いても、「そんな案内はなかったはずだが…」という返答。
窓をあけて、特に煙とかあがってなく、音も遠かったので、どこかで避難訓練でもしているのかなと思いました。
そして、ハーゲンを一口食べたその時…
部屋のインターフォンから
「う〜う〜(サイレン)、火事です。火事です。安全を確保して、至急避難してください!」と大音量で鳴り始めました!インターフォンのモニターにもでかでかと炎のマークが表示されました。
私と妻は、まさに「あわわわわ…」と頭が真っ白になりました。
ちなみに、1歳の娘は「?????」の状態でポカーンとしていました(笑)
火災報知器が鳴った時とっさにとった行動
予告なく火災放置機がなったら、皆さんどう行動しますか?
テンパると、意外と正しい行動ができなくなるものです。
火災報知器がなった時、最初に避難袋を探そうとしてしまいました。地震用の避難袋を探しても意味ないのに、何やってんでしょうか。
妻は、子供をベビーカーに乗せようとしていました。さすがにこれはまずいと思い、「本当に火事だったらエレベータ乗ったら身動き取れなくなるよ!」と言って、抱っこひもに切り替えました。
ちょっと、一呼吸したら、なんとか妻も私も冷静さを取り戻してきました。火事ならもっと煙がでているはずですからね。まずは現況を確認しました。
2個下の階から報知器の音が大きく聞こえていたので、階段で降り確認をしに行きました。すでに色々な階から住民が集まっていましたが、報知器が作動した階の住人は特に問題がないとのことでした。
つまり、誤作動ということでした。とりあえず一安心。
部屋帰って、ハーゲンを見ると、全て溶けていました(笑)
ハーゲンは残念ですが、何ごともなくて本当によかったです。
あとで、管理組合より手紙が入っていましたが、機器が老朽化によって誤作動が発生したとのことです。そんなこともあるんですね〜。
今回の行動を振り返って…
今回、この行動を振り返ると、反省点が多々あります。
まずは、地震でもないのに、避難袋を持っていこうとしたところですね。
本当に火災であれば、一刻を争い避難しなければなりません。
食料や懐中電灯、ラジオとかかが入った避難袋なんて何も役に立ちませんからね。地震ではないので、財布・携帯・口を覆うハンカチさえ持っていけばOKです。
ベビーカーに乗せようとしたことも反省ですね。
エレベータがたとえ動いていても、乗った後に止まってしまっては、身動きがとれなくなってしまいます。子供と共に避難するのは大変ですが、階段を使う必要があります。
あとは、パニックになって冷静さを失ったことも反省点の一つです。
頭が真っ白になっている間に、火がどんどん回ってしまっている可能性も大です。なんとか冷静さを保って、落ち着いて素早く行動しましょう。
マンションの火災報知器が鳴った時にやるべきこと
何よりも、日頃から、火災報知器が鳴った時のシナリオを考えておけば、いざというとき落ち着いて行動できると思います。
というわけで、我が家も火災報知器が鳴った時どう行動すればいいか改めて考えました。
とはいえ、避難訓練は小学校の時何回もやっているので、それを思い出すだけです。
- 深呼吸する(慌てると間違えた行動をする可能性があるので、一旦冷静になる)
- まずは、火や煙がでていないか確認する!
- もし火がでていたら、「火事だ!」と周りに知らせる。「119」に連絡。
- 消化器などで初期消火できそうであれば行う。
- 口をハンカチで覆いすばやく避難(火とは逆の階段やベランダの避難はしごで)
今回改めて感じたことは、小さい子供がいる場合は、避難がより大変になることです。
うちもそうですが、子供と一緒に避難訓練をしたことがなければ、一回エレベータを使わず子供をおんぶして降りれるか確認した方がいいかもしれません。
いつもは抱っこをする人がほとんどだと思いますが、抱っこで階段を降りるのは大変ですよね。いざというときに備えて、素早くおんぶをできるようにしておくといいですね。
まとめ

今回は、幸い火事ではなく良かったです。
しかし、本当に火事だったら、逃げ遅れていた可能性もあります。
私は、学校や会社で何回も避難訓練をしていましたが、今回いきなり火災報知器がなり、テンパってしまいました。
おそらく多くの人はそうなるだろうと思います。
ですので、改めて今火災報知器が鳴ったらどのように行動すればいいのかをしっかり考えてみることが重要かと思います。予め考えておけば、いざ火事が起こった時も冷静に行動できると思います。
今回とてもいい経験になったので、記事にさせて頂きました。