プレミアム付き商品券の残念なところを挙げ出してみた

流行・トレンド

2019年10月の消費税引き上げと合わせた景気対策の一つにプレミアム商品券があります。

我が家も、子育て世帯ということでプレミアム付き商品券を買うことができました。

プレミアムという名前の通り、確かにお得ではありますが、景気対策になるかというと中途半端感があります。また、使い勝手もいまいちで、かなり微妙な政策かなと思いました。

しっかり政策を考えている人もいると思うので、特に政策を否定するわけではありません。ただ、一人の意見として、プレミアム付き商品券の残念なところを挙げ出したいと思います。

スポンサーリンク

プレミアム付き商品券とは

プレミアム商品券とは、ここでは詳しく説明はしませんが、内閣府のサイトから引用すると下記のような政策です。

・消費税率の10%への引上げに伴い、家計の負担緩和や地域の消費下支えのため、プレミアム付商品券事業を実施します。
・全国の市区町村が、対象となる方々(住民税非課税の方、小さな乳幼児のいる子育て世帯)に対して、25%もお得に買い物ができる「プレミアム付商品券」を発行・販売します。
・購入いただいた「プレミアム付商品券」は、税率引上げ後の6か月の間、地域の幅広い店舗で日常的なお買い物にご利用いただけます。

内閣府

つまり、消費税10%に引き上げにより、家計への負担が大きいから、少しだけ緩和させましょうという政策ですね。また、それにより、景気悪化が心配されるから、購買を少しでも促進しようとしているようです。

消費税増税は一律に税金を引き上げることから、特に所得の低い人にとって負担が大きくなりやすくなります。これを逆進性と言いますが、この逆進性を和らげるために、この政策を打ち出しているそうです。

プレミアム付き商品券の残念なところ

そんな一見魅力ありそうなプレミアム付き商品券ですが、残念と感じるところが多くあります。挙げ出すとキリがないですが、特に残念だと思うところを書いていきたいと思います。

対象者が中途半端

まず今回の対象者の一つが「低所得者(住民税非課税)」の方です。今回の制度は、商品券を配るのではなく、わざわざ購入しなければなりません。1人あたり最大25,000円分の商品券を20,000円で買えるというものですが、低所得者がそんなにお金を出す余裕がないと思います。また、5000円のお得のために、申請して、引換券をもらって、さらには役所に行って購入するステップが待っています。そこまでして買いたいと思いますか?

また、もう一つの対象者が「子育て世代」です。中途半端だなと感じるポイントは、対象が0歳から3歳半までというところです。おそらく、このような対象にしている理由は、10月から幼児教育・保育の無償化が始まっていますが、こちらは3歳以上が対象です。そのため、その穴を埋めるために、0歳から3歳半までを対象にしているようです。

しかし、幼児教育・保育の無償化はかなりの恩恵があるとは思いますが、こちらのプレミアム付き商品券の場合は、恩恵はたったの5000円。これはちょっとひどいですよね。

使い勝手が悪い

個人的には一番残念だと思っているのは、何よりも使い勝手が悪いところですね。

500円の商品券が25枚で25,000円分。札束ならまだしも、財布にそんな厚さは入りませんからね。

しかも、お釣りは出ないし、有効期限が短い。

どうしても使い切らないといけないからと、無駄使いが多くなりそうですよね。例えば、300円のものを買う時、500円の商品券を使いたいから、200円分お菓子も買っちゃおうなんて思うかもしれません。これでは、お得どころかかえって無駄使いをしてしまい損している気分になりますよね。

使えるお店も限られているのも微妙です。

プレミアム付き商品券が使えるお店は、定価で売っているような個人商店だったりします。だったらスーパーで3割引きで買った方が良さそうです。

税金の無駄使いな感じがする

そもそも、プレミアム付き商品券のプレミアム分や、運営するための事務コストは、税金から賄われています。

取り扱い店を募集するにも、CMを打つにも、申請書や引換券を送るにもお金がかかります。

送られてくる案内には、分厚いカラーコピーの取扱店一覧の冊子が入っていました。これだけでいくらかかっているのでしょうか。

さらには、実際に引換券を持って役所に行くと、そのためのスタッフが5人待機しているようでした。

ちょっとのお得のために、相当の運営費がかかっていると思います。運営費はただのコストであり、特に国民にメリットはありません。もっと運営費を押さえられる政策はなかったのでしょうか。

キャッシュレス推進の逆を行く

国がキャッシュレス推進を進めて、お店も客もスマートな決済を望んでいると思うのに、この商品券での決済はキャッシュレスの逆を行っている気がします。

商品券で払われた場合、差額を現金でみたいなやりとりが行われると思いますが、とにかく時間がかかってしまいますよね。これでは、お店の負担がさらに増えてしまいます。

さらにいうと、プレミアム付き商品券を買うために「現金」が必要です。キャッシュレスを進めているのであれば、プレミアム付き消費券もキャッシュレスで買いたいですよね。

お得感があまりない

最近、QRコード決済のキャンペーンで、20%還元の恩恵をたくさん受けていたせいか、プレミアム付き商品券は特別お得という感じがしません。

だったら、わざわざ役所まで行って買わずに、QRコード決済アプリを使った方が使い勝手がよく、何よりもラクですよね。

おそらく同じことを考えている人も多いと思います。

結局、このような施策を行っても、使われなければ莫大な運営費のみがかかってしまいます。コード決済のキャンペーンみたく、20%とか25%お得というものではない真新しさが欲しかったです。

まとめ

今回の政策を否定するわけではありませんが、せっかく税金を使うならもっと良い使い方があったのではないでしょうか。

政策には、当然政策を行うためのコストがかかると思いますが、それを最小限にして、できるだけ税金を国民のメリットになる形で使ってほしいと思います。

例えば、児童手当は3歳までだと月に15,000円もらえますが、これを今年は1000円加算するとかでもいいかと思います。これだと、新しいシステムも作らなくてもよく、既存の業務フローを少し変えればできそうです。

コストが少ない分、より対象者を増やせたり、金額を増やせることができると思います。

少し地味かもしれませんが、こちらの方が個人的には嬉しいですね。

今回のプレミアム付き商品券の政策について、いい意見・悪い意見が色々なところからでると思いますので、一度振り返り、もっといい政策を考えて欲しいと思います。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
Twitterでこのブログの最新情報をお伝えしております。
この記事を気に入ってくれた方は、ぜひこちらからフォローをお願いします!

ブログランキング参加しています!

流行・トレンド
スポンサーリンク
アンパパをフォローする
アンパパブログ
タイトルとURLをコピーしました