浅村・菊池・炭谷抜けても優勝争いができる西武の強さのわけ

西武ライオンズ

今年2019年の西武ですが、正直シーズン前の段階では、今年はなんとかAクラス目指せればいいくらいに思っていました。浅村と炭谷がFAで、菊池がポスティングでメジャーへ、まさにエースと主力が同時に抜けたのは穴はでかすぎと思っていました。

さらに、シーズンが始まる前、FAの人的補償でやってきた内海は軽い肉離れで離脱、去年自身初の二桁勝利をして西武を支えた榎田も左肩の張りで離脱、去年最多勝の多和田も扁桃腺のはれといったように、開幕ローテを組む予定だった投手が軒並みダウン。そんな状態でしたので、正直最下位も覚悟しました。

去年2018年は、開幕8連勝といきなりトップギヤ、一度も首位を譲らず優勝しました。しかし今年は、いきなりソフトバンクに3連敗。いきなり最下位、今年はやはりダメかなと思いました。

しかし、今の順位はどうでしょうか。何と2位!そして首位ソフトバンクまで2ゲーム差!まだまだ優勝が狙えるポジションにいます。浅村・菊池・炭谷が抜けたのに、なおまだ強い西武でいられるのは何故でしょうか?

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強さのわけ①:衰えない打線、12球団一の得点力

西武不動の三番バッター浅村がいなくなっても、なお12球団一の得点力を誇っています。昨日8/28(水)時点で西武の得点数は642点、2位巨人の558点と比べると圧倒的な差ですよね。昨年、世間を山賊打線と言われ、魅了してきましたが、今年も健在です。

次に、昨日時点の個人成績を見てみましょう。まずは打率から。

順位選手名チーム名打率
1西武.336
2吉田オリックス.326

キャッチャーの森がなんと首位打者。前から天才と呼ばれていましたが、まさかここまで打ってくれるとは思いませんでした。

続いてホームラン数を見てみましょう。

順位選手名チーム名本塁打
1山川西武37
2レアードロッテ31

去年のホームラン王山川が今年もキング独走中。序盤ハイペースで20本達成して、今年は50本行けるのか?と言われていましたが、最近は失速気味で、打順も7番に落とされています。この後復調してくれるかどうかが、優勝のカギといっても過言ではないと思います。

そして、一番注目すべきは打点ですね。

順位選手名チーム名打点
1山川西武103
2中村西武99
3西武84
4ブラッシュ楽天82
5レアードロッテ82
6外崎西武78

なんとワンツースリーが西武の選手。山川も素晴らしいですが、注目は中村ですね。去年は序盤信じられないような不調でスタメン外れていましたが、今年は序盤からほぼ調子を落とすことなくキープしています。最近山川が不調のため、中村が4番に返り咲き、ここぞという場面で打ってくれています。今年は、初の3割30本100打点も狙えるかもしれません。浅村の代わりにセカンドを守っている外崎も78打点と素晴らしい活躍ですね。時々軽く打つアップルパンチが、勝利に導いてくれています。

あと忘れてはいけないのは、西武のネコこと金子。盗塁数は38とトップ。盗塁王は間違いなさそうですね。ホームランだけでなく、足を使ったプレーができるのも西武の強いわけでもあります。

最近の西武は、秋山・源田と打率も高く走れる選手を起き、森・中村・栗山という破壊力抜群のクリーンナップ、さらに外崎を6番、調子が悪いとはいえ7番に山川がどっしりと構えているのは迫力ありますよね。最近あたっている8番木村に、俊足9番金子というもう本当に穴のない打線。これがやはり西武の強さであることは間違いないでしょう。

強さのわけ②:日替わりエース

正直ピッチャーについては、誇れるものはあまりなく、それが西武らしさでもあります。

去年最多勝の多和田は不調のため2軍で調整中。去年二桁勝利の榎田もぱっとしません。ですので、エースが本当に不在です。ソフトバンクの千賀や、横浜の今永、広島の大瀬良のようなピッチャーが本当に欲しいです。

とはいえ、防御率が悪いが、なんとか6回まで試合を作ってくれることが多かった印象があります。

まず、嬉しい誤算は、助っ人外国人のニール!「嬉しい誤算」とか失礼かもしれませんが、序盤はファンから「ハズレ外国人」とかSNSで言われていました。確かに、大丈夫か?と思う投球が多く、すぐに2軍調整になりました。しかし2軍から1軍に戻ってきた後は、なんと7連勝!球団外国人では郭泰源以来だそうです。「ハズレ外国人」と言ってたファンも、今じゃ「救世主」と言ってます。

若手も、それぞれエース候補として頑張ってくれています。まずは今井達也。令和完封第一号を記録したのを鮮明に覚えています。達也といえば、アニメ「タッチ」の上杉達也を思い出しますね。顔も何か似ていて、将来大物になりそうな予感があります。

次に、高橋光成。現在9勝、ぜひ二桁の10勝をあげて欲しいです。光成は、序盤大量失点で試合を作れない時も多かったが、徐々に力が抜けてきたのか、試合を作れるまでになってきていると思います。まだまだ、打線のおかげで救われているところがありますが、今後は打撃がなくても勝てるようになって欲しいです。

ルーキー松本も、やや四球が多く、時々ホームランを打ち込まれている印象がありますが、これまで5勝をあげ合格点かと思います。本田圭佑も5勝を上げているのは、これまた嬉しい誤算の一つでしょう。

菊池がいなくなり、多和田・榎田が不調の状況でも、ここまでなんとか踏ん張れたといった印象です。どうしても大量失点を見慣れているので、6回3失点以下のQSを達成した時は、「エース爆誕」とTwitterとかで盛り上がりますね。

強さのわけ③:安定の平井プロ・増田

去年は、中継ぎは投壊しているから、他球団から先発をおろせば勝てるとまで言われていました。今年も同様に中継ぎが安定していませんが、主に8回に登板する平井の活躍が素晴らしいです。あまりの安定ぶりに、SNSでは「平井プロ」という愛称が生まれました。逆にいうと、他のピッチャーはプロと言えないくらい打たれているということですけどね。ただ、3日連投とか当たり前、回跨ぎも当たり前、さらには5点差でも平井を使うという酷使ぶり。「今日も残業お疲れさまです」「平井を見なかった試合ある?」とかTwitterで言われている状況です。最近、疲れが見えて打ち込まれるケースが増えてきたから、いかに平井を節約できるかが優勝のカギだと思います。

増田の抑えも完璧ですね。去年はいい時の増田、悪い時の増田の差が激しかったですが、今年はいい時の増田しかありません。ストレートの伸びがよく、3者3振できっちり抑えた時は鳥肌ものです。

こんな感じで、球界ベストの打撃と、球界ワーストの投手といった西武ですが、今年も優勝を狙っていきたいですね。

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