2020年から小学校でプログラミングが必修となりました。
これからプログラミング教育がますます重要になり、子供に習わせたいと思っている親も多いと思います。
プログラミング学習をするにあたって、プログラミング教室に通ったり、オンライン講座を受けたり色々な方法がありますが、今回はディズニーのプログラミング教材「テクノロジア魔法学校」について紹介したいと思います。
もちろん子供だけでなく、ディズニー好きの大人でも楽しめる内容になっているので、楽しくプログラミングを学びたい人にはおすすめのツールです。
テクノロジア魔法学校とは?
テクノロジア魔法学校は、ディズニーとIT・プログラミングサービスを提供しているLife is Techが共同で開発した、子供向けプログラミング教材です。
ディズニーの世界で夢中にプレイをしているうちに、いつの間にかプログラミングスキルが身につくことができると評判です。
どんな教材かは、下記の公式動画を見るとイメージが湧くと思います。

この公式動画を見るだけで、なんか魔法の国に自分が入り込んだようなわくわく感を感じることができますね。さすがディズニーって感じです!
テクノロジア魔法学校の値段

テクノロジア魔法学校はディズニーの教材だし、めちゃくちゃ高いんでしょ?
テクノロジア魔法学校の値段は、入門・基本編全76レッスンで「49,800円(税抜)」です。
この額を見て、やや高いイメージもありますが、分割で払えば月々5,000円くらいです。
一般的なプログラミング教室は月額10,000円、通信教育は月額5,000円と考えると、そこまで高くないと感じます。
逆に、この金額で、ディズニーの教材で学べるのは驚きですね。
ちなみに基本編が終わった後は、続章や応用編があります。例えば次のようなコースがあります。
- くまのプーさん、ベイマックス(ゲーム制作) 9,600円(税抜)
- 白雪姫、シュガーラッシュ(ゲーム制作) 9,600円(税抜)
…
続編や応用編をクリアすれば、プロのプログラマに近づけるようなスキルを身につけることができます。
なお、基本編から、続章、応用編を含んだ量販店特別パッケージは128,000円で売られています。
テクノロジア魔法学校のメリット・デメリット
他のプログラミング教材とは違う、テクノロジア魔法学校の特徴(メリット・デメリット)を説明します。
メリット

3つのIT領域、4つのプログラミング言語を同時に学べる
テクノロジア魔法学校では、1つの技術だけでなく、「WEBデザイン」「ゲーム制作」「メディアアート」の3つの領域を横断的に学ぶことができます。
領域 | 説明 |
---|---|
WEBデザイン | WEBデザインは、企業で欠かせないホームページを作る時に必要な技術です。 WEBデザインで必要なHTMLやCSS、Javascriptの基礎を学べるので、ここでスキルをマスターすれば、将来WEBデザイナーとしての道も開けてきますね。 |
ゲーム制作 | プログラミング学習の中で、子供が一番興味があるのは、ゲーム制作ではないでしょうか? Javascriptや、Processingという言語を使ってアクションゲームなどのゲーム制作を行うことができます。 |
メディアアート | プログラミングを活用し、いわゆるCGを作成することができます。 なかなか、他のプログラミング教室ではCGを学ぶ機会はないと思うので、他の人と差別化ができそうですね。 |
このように上記の3つのIT領域を学び、下記の4つの言語を習得します。
言語
- HTML/CSS
- Javascript
- Processing
- Shader
他のプログラミング教室やプログラミング教材では、一つのコースで学べるのは一つの技術かと思います。
このように3つ同時に学べるのは、テクノロジア魔法学校のメリットの一つですね。
子供の時は、一つの技術を集中的に学ぶよりは、幅広く学習して、色々な可能性を引き出すことが大事だと思います。
Scratch卒業後の次の教材にぴったり
幼児〜小学生のプログラミング学習は、ロボットプログラミングか、Scratchを使ったゲームプログラミングがメインだと思います。
しかし、Scratchはあくまでもプログラミングの基礎を小さい子でもわかるように、コードを書かなくても、画面を操作するだけで学べるものです。そのため、Scratchはあくまで学習ツールであり、業務では使われることがありません。
となると、次のステップが必要になってくると思います。
次のステップは、プログラミングのコードを書くことですが、市販の本やオンラインの教材は難しいものが多いです。
一方、テクノロジア魔法学校は、ディズニーキャラクターが登場し、わかりやすく本格的なプログラミング学べます。Scratchの次のステップとしては最適な教材ではないでしょうか?
どんどん続けたくなる魅力的な教材
プログラミング学習は途中で挫折してしまったり、飽きてしまったりすることが多いです。
テクノロジア魔法学校では、飽きさせない工夫が沢山盛り込まれています。
まずコンセプトですが、魔法学校の舞台の中で色々起こる危機をプログラミングの力で救おうというものです。つまりあなたが主人公になりRPGをやっていくような感覚ですね。
また一つ一つのレッスンでは、ディズニーの映画やシーンをもとに作られています。
例えば、「プログラミングの魔法を使って、ラプンツェルのためにランタンを飛ばそう」というように、壮大なディズニーの世界に入り込んで楽しめるのも魅力の一つですね。
学習開始時には、魔導書とよばれる本が届き、紙面や秘密のアイテムを使って謎を解かなければならず、通常のプログラミング教材とは違ったエンターテイメント性が、どんどん学習意欲を高めてくれますね。
楽しみながら学習し、気づいたらプログラミングをマスターできるといった夢のような教材だと思います。
ディズニー好きにはたまらない内容
ミッキーだけでなく、アナと雪の女王や、白雪姫、ラプンツェルといったキャラクターが要所要所で登場します。
映像も美しく、本当に映画をみているかのようなシーンもあり、ディズニー好きであれば、プログラミング目的でなくてもやっても良いかもしれませんね(笑)
また、レッスンを一つ一つクリアすると、自宅にディズニーのキャラクターが描かれたポストカードが届きます。これは非売品で、ディズニー好きであれば必ずゲットしたいですね。ポストカードをゲットすることを短期的の目標にしても良いですね。
ポストカードが全部揃った頃には、かなりのプログラミング技術が身についていると思います。
デメリット

色々と学ぶため効率はやや悪い
先程メリットで、「WEBデザイン」「ゲーム制作」「メディアアート」が同時に学べると説明しましたが、裏を返せばデメリットでもあります。
例えば、子供がゲーム制作に強い興味を持っていれば、別に「WEBデザイン」を学ぶ必要はないかと思います。
将来の夢が明確になっているのであれば、一つの分野を集中的に学んだ方が効率が良いですからね。
将来その道のプロで活躍したいのであれば、専門のプログラミングスクールで学んだ方が効率が良いと思います。
幼児〜小学生低学年には不向き
テクノロジア魔法学校の推奨年齢は12歳からですが、保護者のサポートがあれば小学3年生くらいから初めても大丈夫かと思います。
ただ、プログラミングの知識が全くない状態でやるのは、厳しいかと思います。
幼児〜小学生低学年では、直感的にプログラミングを理解できるロボットプログラミングやScratchを使ったゲームプログラミングがオススメです。その後で、テクノロジア魔法学校に挑戦するのが良いと思います。
テクノロジア魔法学校の口コミ・評判はどう?

テクノロジア魔法学校の口コミ・評判をまとめたいと思います。
良い口コミ・評判
始めようか迷ったら、オープンキャンパスという無料体験ができます。
このオープンキャンパスが楽しすぎて、即購入してしまった人も多いですね。
テクノロジア魔法学校は、ゲーム性もあり、なおかつ大事なところはしっかり解説してくれています。
なにより、この送られてくる教材にわくわくしますよね。
超初心者でも抵抗なくすすめられるという口コミもありますね。
小1の子供でも楽しめるという口コミもありました。正直、すごいですね!
悪い口コミ・評判
教材のWEBページがやや重たいこともあるという口コミもあります。最近広告も多くでていることから、ユーザ数が増えて重くなっている可能性もありますね。
確かに、学べるプログラミングは独特ですよね。
WEB系やるならPythonやPHPも入れたいし、ゲーム開発ならUnityなども学びたいですよね。ただ、あくまでも子供向けの教材なので、あまり気にすることはないと思います。
まとめ

本記事では、ディズニーのプログラミング教材であるテクノロジア魔法学校について紹介しました。
あらためて、テクノロジア魔法学校はこんな方におすすめです!
- ディズニーが好きな方
- 一般的な学習ツールでは、長続きしない方
- Scratchの次の教材を探している方
やはり、何事も楽しくなければ続かないですよね
その点、テクノロジア魔法学校は、エンターテインメント性があり、長く楽しく続けることができると思います。
Scratchを卒業して次の教材にチャレンジしたいお子さんや、ディズニーが大好きな大人でも楽しく学習することができます。
ぜひ、プログラミングスキルを身に着けて、将来活躍できるような人になりたいですね。
▼幼児〜小学生低学年であれば、プログラミングスクールで基礎を習うことをオススメします。