
いくら勉強してもTOEICのスコアがあがらないんだけど?
そんな悩みを持っている人は沢山いると思います。
私は、英語はスピーキングは苦手ですが、TOEICは得意なんですよね。過去最高810点取得しています。
英語ができるようになるためには、個人的にはTOEICは不要だと考えています。
ただ、中には社内の昇格試験や、転職などでTOEICの点数が必要なシチュエーションも有るかと思います。
ということで、自分の経験をもとに、TOEICの点数をあげる方法に焦点をあてて書きたいと思います。
600点取得しているなら、800点まではすごく簡単
私がTOEIC600点を取得した後、少し対策しただけで、簡単に800点取得できました。
おそらくその勉強時間は30時間程度だと思います。
TOEIC600点を取得しているということは、おそらくこのくらいの英語レベルかと思います。
- 英文法の基礎はほぼできている
- 高校卒業レベルの英単語はわかる
- リスニングもゆっくりであれば聞き取れる
- TOEICは最後まで終わらないこともある
ここで足踏みをしている人は、TOEICを攻略するためのテクニックが足りていないと思います。
そのテクニックを身につけるだけで簡単にスコアアップができます。
TOEICの点数アップを目標にするにはやり方がある
TOEICの点数アップを目標にしたいのであれば、TOEIC対策をしっかりする必要があります。
もし、次のような勉強をしていた場合、英語のスキルアップは望めますが、TOEICの点数アップはしばらく時間がかかってしまいます。
- リスニングを鍛えたいから海外ドラマを見ている
- リーディングを鍛えたいから洋書を読んでいる
- 話せるようになりたいから英会話スクールに通っている
TOEICの点数アップを望んでいるなら、その対策をすることが一番の近道です。
TOEICを600点から800点にアップするのにやるべき2つのこと
さて、そのTOEICの対策について説明したいと思います。
実際に私が、スコアアップのためにやったことは次の2つだけでした。
- TOEIC独自のテクニックを学ぶ
- TOEICの公式問題集を徹底的に繰り返す
①TOEIC独自のテクニックを学ぶ
TOEICを受験して最後まで終わらない経験はありませんか?
これは、TOEICのテクニックが不足しているからです。
例えば、問題文の英語を律儀にすべて読んでいたりしませんか?
もしそうなら対策をしましょう。
TOEIC独自のテクニックを学ぶためにオススメの本はこちらです。
私は、この本のおかげで点数が大幅アップしたといっても過言ではありません。
この本のいいところは、簡単に点数がアップするパートから効率よく対策できるところです。
具体的には、「2→5→6→3→4→7→1」の順で対策してくといいとのことです。
少しだけテクニックを紹介したいと思います。
- 質問に登場した英単語を含む選択肢を選ばない。
その英単語と同意語となる選択肢が正解の可能性が高い。 - 最初の「WH」の一語は絶対に聞き逃さない。
また「WH」から始まる質問文は、Yes/Noの選択肢はすぐに消去
- 5秒で解ける問題を見分ける
全部読むのだけでなく、まず空欄前後を読み、もし5秒で解けるのであれば、即時に答える。
これが一番大事ですね。
一文全部読むと20秒かかりますが、5秒で解ける問題は5秒で解き、この後の長文問題に時間を残しましょう。
こんな感じで、TOEIC点数アップのためのテクニックが満載です。
②TOEICの公式問題集を徹底的に繰り返す
私は、同じ公式問題集を5回繰り返しました!
公式問題集を使って、以下のようなことを確認しています。
- TOEICを解くテクニックを定着させる
- 時間を意識して解く
- TOEICの癖を知る
それぞれ、説明します。
✔ TOEICを解くテクニックを定着させる
先程説明したTOEICを解くテクニックを、本番相当の問題を使って駆使してみましょう。
繰り返し解かないと、そのテクニックは定着しないと思いますよ。
ですので、繰り返すことによってテクニックを定着させ、本番でも発揮できるようにします。
✔ 時間を意識して解く
TOEICで一番もったいないことは「時間切れ」です。
この時間切れによって、下手すると100点位は損してしまうかもしれません。
先程紹介したテクニックを駆使すれば、時間内に終わるはずですので、その確認を行います。
✔ TOEICの癖を知る
やはり、TOEICにはTOEICの、英検には英検の、センター試験にはセンター試験の癖があると思います。
その癖を知るためには、本番の試験を受け続ける必要があると思います。
ただ、本番の試験を受けるにはお金がかかってしまうので、その代わりに「TOEICの公式問題集」を使いましょう!
模試は色々な本がありますが、やはり本番のTOEICとは少しの違いがあります。癖を知るためには、公式問題集を使いたいですね。
本番相当の問題を繰り返し解くことによって、以下のことに気づくと思います。
- TOEICに登場しやすい英単語
- TOEICに出されやすい題材
- 出題者が意図的に仕込んでいる「ひっかけ問題」
特に一番最後の「ひっかけ問題」にひっかからないことが、一番重要です。
繰り返し公式問題集を解くことによって、この問題のパターンは「このタイプのひっかけ問題だな」と見抜く力が身についてくると思います。
まとめ

今回紹介した2つのことを行えば、簡単に600点から800点にすることができます!
ただ、あまりにもTOEICのテクニックばかり身につけてしまうと、肝心の英語スキルはあがりませんよね。
というわけで、時間がなければ今回紹介した方法を使うと良いと思いますが、時間がある場合は多読多聴やオンライン英会話などで実践的に学ぶことをオススメします。